事前に申請すれば傍聴可能なので、今回は会場に行ってきました。
ちなみに、毎回インターネットでもライブ中継がされています。
内容や資料については、追って文科省のHPで公開されると思いますので、ここでは自分が気になった部分だけを取り上げます。
(追記:公開されました)
会場で配布された資料のなかに、参考資料として「平成21年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」(速報値 平成22年3月現在)というものがあり、全国の公立学校を対象にして行った調査結果が詳細に掲載されています。
その中に「電子黒板の整備状況」という項目があり、現在の電子黒板の納入状況が細かく記載されていました。
詳細は以下の通り。
【納入台数】(平成22年3月31日現在)
約56,000台
【タイプ別内訳】
・テレビ一体型:24,000台
・ボード型:11,000台
・ユニット型:21,000台
想像していたよりも納入が進んでいる、というのが正直な感想です。
ちなみに、文科省のデータによれば、平成21年度の全国の公立・私立を含めた小学校・中学校の学級数は約40万なので、そこから類推すると、だいたい10%程度の教室に電子黒板が納入されたと考えていいのではないでしょうか。
学校単位で考えると、おそらく1校につき1台~2台程度は納入された、というのが実態に近い感じがします。
納入数が伸びているとはいえ、まだまだ全生徒が電子黒板で授業を受ける、という形には道のりは遠いですね。
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