老舗書店を窮地に追い込む 教科書のデジタル化計画
以前の「電子教科書はどうなるのか」という記事でも触れましたが、教科書のデジタル化に関しては、やはり既存の教科書製作会社、印刷会社、地元の書店などからの反対は必ず起きると思います。
しかし、どんなに反対運動を展開しても、世の中全体の流れがデジタル化に進むことは間違いなく、教科書が全面的にデジタル化されるのも、もはや時間の問題でしょう。
時代の流れが変わるときは、どのような分野であれ必ず、「これまでの既得権益を代表する勢力」と「新しい時代の流れを体現した勢力」とが衝突する瞬間があります。
身近な例では、「レコードからCDへ」、「ビデオからDVDへ」といったことがそうですし、IT革命でインターネットが発達した結果、テレビの影響力が低下していることもそうだと言えると思います。
既存の教科書関連の企業が生き残っていくためには、ただ反対するだけでなく、「アナログの素晴らしさ」に特化した教育方法や教科書を提案していくべきではないでしょうか。反対だけでは「延命」はできても「根本治癒」はできず、寿命が少し伸びるだけ、という結果になってしまう気がします。
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