2010年10月12日

平成21年度「電子黒板の活用により得られる学習効果等に関する調査研究」報告書

平成21年度「電子黒板の活用により得られる学習効果

文科省より委託を受けた(株)内田洋行によってまとめられた資料です。
かなり細かく分析されていますので、すべてに目を通して理解するには時間がかかりますが、自分が注目した部分は以下のところです。

1.初めて電子黒板を活用した授業を実施した教員の評価
①「電子黒板は、授業の中で使いやすいと思うか。」という設問に対しては 88.4%、
②「電子黒板に文字を書き易いと思うか。」については 98.0%で、
③「電子黒板を教室で利用するための準備は、それほど負担ではないか。」については 90.2%、
④「電子黒板のシステムを立ち上げるのは、それほど負担ではないか。」については 92.2%、
⑤「電子黒板を利用するための教材等の準備は、それほど負担ではないか。」については 82.4%、
⑥「授業終了後に電子黒板等を片付けるのは、それほど負担ではないか。」については 93.1%であった。
従って、授業前に設定が必要ない一体型電子黒板を使うことに対する教員の負担感は小さいことが分かった。

このデータで驚いたのは、自分が想像していた以上に、先生方は電子黒板に対して肯定的なイメージをもっている、ということでした。
電子黒板の普及に関して一番大切なことは、実際に使用される先生方が使いこなせるかどうか、ということだと思いますので、心強い結果ですね。

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