2010年10月15日

【ニュース】学校のiPad導入を支援――デジタル・ナレッジの「デジタル教科書導入パック」

学校のiPad導入を支援――デジタル・ナレッジの「デジタル教科書導入パック」

デジタル・ナレッジのHPはこちら


やはりこのような支援業務を行う会社が出てきましたね。
金額は50人が利用する場合で600万とのこと。
ちょっと公立の小中学校では難しい金額です。
当面は、予算化できる裕福な自治体か、意欲的な私立学校しか導入できないかもしれないですね。

【ニュース】「タブレットPCは子どもの意欲づけに効果」、葛飾区のフューチャースクールで実証実験始まる

「タブレットPCは子どもの意欲づけに効果」、葛飾区のフューチャースクールで実証実験始まる

いよいよフューチャースクールでの実証実験授業が始まりましたね。
本田小学校は東京のモデル校ですので、こちらの結果が今後の展開に大きく影響を与えることと思います。
どのような結果が出るのか、注目していきたいと思います。

2010年10月13日

デジタル教科書に期待を込める韓国国民の教育観

デジタル教科書に期待を込める韓国国民の教育観
http://wiredvision.jp/blog/kogure2/201010/201010121400.html

以下、本文より引用です。

彼らは、若い世代に対して大いに期待を込めている。こうした世代がいずれ韓国を背負い、国を発展させていくことに期待しているのである。そして、そうした若者世代の教育に関し、大人として出来る限りのことをしてあげようというスタンスなのである。もともと韓国は教育熱心な国で知られているが、だからこそ、次の世代の教育に関し、出来る限り良い教育環境や教育手段を提供してあげようと考えていくのは当然なのだろう。

 デジタル教科書の推進に関しても、現代の若者世代が社会で活躍する頃にはさらにICTの利活用が進み、デジタル機器やインターネット通信網を「手段」として使いこなせなければ役立つ人間とならない、だからこそ早い時期からこうしたICTを使いこなす術を身につけるべきだと考えているのだろう

今の日本では若者に対して「ゆとり世代」など、否定的な意見が多いことと対照的ですね。韓国で教育のデジタル化が進んでいる背景には、このような「大人世代」の意識の差もお起きのかもしれません。

2010年10月12日

平成21年度「電子黒板の活用により得られる学習効果等に関する調査研究」報告書

平成21年度「電子黒板の活用により得られる学習効果

文科省より委託を受けた(株)内田洋行によってまとめられた資料です。
かなり細かく分析されていますので、すべてに目を通して理解するには時間がかかりますが、自分が注目した部分は以下のところです。

1.初めて電子黒板を活用した授業を実施した教員の評価
①「電子黒板は、授業の中で使いやすいと思うか。」という設問に対しては 88.4%、
②「電子黒板に文字を書き易いと思うか。」については 98.0%で、
③「電子黒板を教室で利用するための準備は、それほど負担ではないか。」については 90.2%、
④「電子黒板のシステムを立ち上げるのは、それほど負担ではないか。」については 92.2%、
⑤「電子黒板を利用するための教材等の準備は、それほど負担ではないか。」については 82.4%、
⑥「授業終了後に電子黒板等を片付けるのは、それほど負担ではないか。」については 93.1%であった。
従って、授業前に設定が必要ない一体型電子黒板を使うことに対する教員の負担感は小さいことが分かった。

このデータで驚いたのは、自分が想像していた以上に、先生方は電子黒板に対して肯定的なイメージをもっている、ということでした。
電子黒板の普及に関して一番大切なことは、実際に使用される先生方が使いこなせるかどうか、ということだと思いますので、心強い結果ですね。

2010年10月8日

【ニュース】NEC、学校向け教育クラウドサービスの第一弾「Nao Webサービス」を販売開始

NEC、学校向け教育クラウドサービスの第一弾「Nao Webサービス」を販売開始

今後、「電子黒板」や「デジタル教科書」のようなハード面だけでなく、このような「教育クラウド」と呼ばれるソフト面にも注目していきたいと思います。

【ニュース】オンキヨーのWindows 7搭載タブレット端末は“大画面ネットブック”

オンキヨーのWindows 7搭載タブレット端末は“大画面ネットブック”

続々とタブレット型のデバイスが発売になりますね。
国内メーカーで、Windows7搭載というところが特徴ですが、iPadと比べるとどうなんでしょうか?
発売になったら、実物を触って確認してみたいと思います。

絶妙なサイズと充実した機能の「GALAXY Tab」は、iPadよりも使えるか?

発売前ですが、Galaxy tabについて下記の記事で詳細なレポートがされています。

絶妙なサイズと充実した機能の「GALAXY Tab」は、iPadよりも使えるか?

動作の快適さやアプリについては、iPadとほぼ同等なイメージですが、一番の違いははやり「サイズ」ですね。iPadの9インチに対して、Galaxy tabは7インチと一回り小さいです。
ビジネス向けにはむしろこれぐらいのサイズでいいのかもしれませんが、デジタル教科書用デバイスとしては、少し小さいのでは、という気もします。
はやく実物を触ってみたいですね。

2010年10月7日

【ニュース】iPadで理科実験シミュレーション!電子教科書時代の新しい知育を提案

iPadで理科実験シミュレーション!電子教科書時代の新しい知育を提案

株式会社WARKの該当HPはこちら


理科の実験は、デジタル教科書のメリットが一番活かせる分野かもしれませんね。
条件の難しい実験や、危険度が高くて教室では行えないような実験には適していると思います。
ただ、あえて難点をあげるとすると、成功例しか学べない、ということでしょうか。
実験はむしろ「失敗」したときに、「なぜそうなったのか」ということを考えるところに意味があると思うので。

【ニュース】NTTドコモ、世界的人気のスマートフォン「Galaxy S」と7インチモデル「Galaxy Tab」の販売を発表

NTTドコモ、世界的人気のスマートフォン「Galaxy S」と7インチモデル「Galaxy Tab」の販売を発表

いよいよiPhone/iPadの対抗馬の本命といわれている「Garaxy」が発売になりますね。
とくに、韓国でデジタル教科書用デバイスとして採用されるであろう「Galaxy Tab」に注目しています。

来春から義務化される韓国のデジタル教科書事情

韓国のデジタル教科の取り組みについて、こちらの記事に詳しく書かれています。


来春から義務化される韓国のデジタル教科書事情

http://wiredvision.jp/blog/kogure2/201010/201010041230.html


日本に比べ、かなり進んでいる印象です。
電子黒板やデジタル教科書、ブロードバンド回線といった物理的な面だけでなく、教員をサポートするICT支援員の配備など、人的な面についても整備されています。
この状況なら、来年度から義務化されても十分に対応できそうですね。